野球選手だって全部の球は打てない

心理
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こんな相談をされた。

「○○さんから『あなた、心理学を勉強してるくせに、そんなことも分からないの? 人の心理、全然わかってないじゃない』って言われたんですけど、やっぱり全部わかってないとダメなんですかね? なんか全然わからないから、もう(学校)辞めようかなって思って」

とこんな感じらしい。

公認心理士を目指して勉強中だが、いちいち「人の心理を勉強してるなら全部わからないとダメ」という言い方をする人がいて自信を無くしている。

もっと言うと、たぶん「私の考えていること読み取って、気をきかせてよ!」みたいな事を言っているんだろうと、私は思っている。

だから私は、

「そう言ったやつは、なんにもやったことがないんだよ」

と言った。

多少なりとも、何かに向けて頑張ったことのある人なら、すべてを完璧にやるなんて出来ないと、知っているはずだ。

心理学に限らず、どんな学問だって隅から隅まで網羅してからでないと職に就けないとしたら、一生かかっても就けない。

どんなに優れたマエストロだって、「完璧だと思える演奏ができたのは、一生のうちに1・2回しかない」

と言っている。

大谷翔平だって、毎回毎回ホームランを打てるわけじゃない。

そんなに機械みたいにホームランを打てるのだとしたら、そもそも感動だって生まれないのだ。

その子には、

「プロ野球選手に『プロなんだから、1本も外さず打て』と言っているようなもんだよ。そいつに『自分でやってみろ』って言ってやれ」

と言っておいた。

だいたいカウンセリングだって100回以上も施術を受けることがあるんだから、それを『一発で治せ』と言ってるようなものだ。

こういう人が若い子とか頑張っている人の「芽」を摘んでしまうんだな。

まずは最初に、

「他人の自信の芽を摘む人の見分けかた」

とか

「人をこき下ろして、自分を上げる方法しか知らない人の攻略法」

とかを学校で教えるべきだな(笑)

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