自分の子どもに入れ墨(刺青)を入れてはいけない理由を何て説明するか

子育て
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私は、健康ランドでバイトをしていたことがある。

健康ランドや、スーパー銭湯には、”入れ墨・タトゥを入れている方は入浴お断り”と書いてある。

業務のなかには、入れ墨(刺青)をしている人に声をかけ、退店していただくという仕事がある。

入れ墨(刺青)だけではなく、小さなタトゥでも入っている人には注意をして、館内から出ていただかなくてはならない。

少しでも怪しい人は、タトゥを確認できるまで、しつこく巡回して証拠をつかむ。

慣れてくると、たとえ湿布や絆創膏で隠していても、タトゥが入っているかどうかは、だいたい見抜けるようになる。自分が入浴してはいけないことを知りながら入っている人は、たいてい挙動不審なのだ。

「湿布を剥がしてもらえませんか?」と声をかけるまでは、慎重に判断しないと、もし間違っていたらエライことになる。万引きGメンみたいなものだ。

「だいたい、こんなタトゥーよりも、湿布をつけたまま湯舟に入られるほうが不潔だよ」と感じていたので、そのうち湿布も禁止になるだろうと思っていたら案の定、湿布を貼ったまま、浴槽に入るのも禁止になったのだ。

さて、こんなタトゥーGメンをしていた私だが、お客様から「なんでタトゥーもダメなのよ?」と聞かれ、怒鳴られても、(はて?なんでだろ)と理由は知らなかった。「決まりですので」と言って終わり。

おそらく、入れ墨(刺青)とタトゥの線引きが難しいから、全部まとめて禁止なのだろうが、そんなことを説明しても納得しない人はしないのだ。

入れ墨(刺青)は、その昔、”罪人の証”だったという説もある。

反社会的なイメージさえなくなれば、タトゥもファッションの一部になるのだろうが、できれば入れないほうが良さそうだ。

もしも私の子どもたちに、タトゥを入れないほうがいい理由を説明するとしたら、私は、何て答えるだろうと考えてみた。

「体は、宇宙からの借り物だから、いずれお返しするまで、大切に扱わなければならない」

と答えるだろう。

不慮の事故や病気などで、治療したりする以外のことで、自ら、体に傷をつけてはいけないと思う。

自分の体に傷をつけちゃいけなかったら、他人の体にも傷をつけてはいけないとわかるはずだ。

もしも私の子どもが、他人から殴られたとしたら、とても悲しい。だから、自分の体も、他人の体も、粗末に扱ってはいけないのだ。

宇宙から借りてきた地球服のボディを大切にするということは、自分を大切にしている何よりの証拠。その想いが宇宙に伝わると、きっと宇宙も嬉しいと思う。

そんなことを考えていたら、(なんだか機動戦士ガンダムみたいだな)と思った。魂が私で、ガンダムは体。魂の私が、ガンダムを操縦する。

う~ん。。。私は、操縦ヘタックソだな(笑)

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