老犬ホームを訪れて感じた“人の温度”の記録
静かな山道を抜け、
いくつもの薄暗いトンネルを通り抜けて、
ようやくたどり着いた。
そこは、――しっぽフリフリさん。
高齢になったワンちゃんたちを、一時的に預かってくれる施設だ。
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雨の降る中、インターホンを鳴らし、じっと待っていた。
ワンちゃんの鳴き声はしない。
スタッフさんが、傘もささずに小走りで出迎えてくれた。
その姿に、胸の奥がじんと温かくなった。
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扉を開けると、ゆっくりとした時間が流れていた。
少し艶がなくなった毛並み。
眠るように横たわる老犬の呼吸。
そして―
車いすを装着して、足をひきずりながら移動する音。
思っていたよりも、そこにはたくさんの老犬たちがいた。
一頭一頭が、それぞれの時間を生きていた。
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オーナーさんが、別の部屋に案内してくれた。
そこには、脳に障害をもった高齢のワンちゃんが、
やはり車いすを装着して立っていた。
みるからに「立っているだけで精一杯」という様子がうかがえる。
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オーナーさんの言葉は耳に届いているのに、
心は、ただその子の小さな震えに吸い込まれていた。
そして、気づけば涙が溢れていた。
オーナーさんもスタッフさんも、そして飼い主さんたちも…
「ここには、こんなに優しい人たちがいるんだ」―そう思った。
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世の中の冷たさに疲れた心が、
久しぶりに、人の温度に触れた気がした。
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この世界には
命を「捨てる人」もいれば、
命を「支える人」もいる。
そして――
そのどちらにもなれなかった私は、
ただ祈ることしかできなかった。
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でも、祈ることは、無力ではない。
見えないところで、確かに何かを変えていく力がある。
私はそれを「Liberation NFTs」という形で続けている。
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アートの中にこめるのは、
怒りではなく、やさしさ。
悲しみではなく、希望。
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今日ここで出会った命たちのように、
誰かの痛みが、
誰かのやさしさへと
そっと変わっていく世界を信じている。
動物実験廃止を願って
Instagramで「365祈り石」を発信しています。
💎Instagram「365祈り石」
👉 https://www.instagram.com/sarara.prayerstone/
💛今日のInstagram祈り文
タイトル: 希望の再点
眠っていた願いが、心の奥でふたたび息を吹き返す。
その小さな灯を消さないで。
たとえ世界が冷たくても、あなたの中の太陽は生きている。
傷つくことを恐れて閉じてしまった扉の奥に、
まだ信じる力がある。
それは誰かのためではなく、
あなた自身を生きるための光。
💛イエローアパタイトよ、
迷いを溶かし、意志を照らしてください。
――この小さな光が、また誰かを照らせる日が来るように。
Sarara
💎Yellow Apatite
“意志を目覚めさせ、心の太陽を取り戻す再生の石。”
やさしさが循環する社会
今日、「しっぽフリフリ」さんで感じたのは、
“祈り”を、行動に変えて生きている人たちの存在だった。
ただのビジネスじゃない。
飼い主さんも、老犬たちも、そしてその周りにいる人たちも―
みんなが笑顔になれるようにと、心を尽くしていた。
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わたしも、「この世界にいたい」と思った。
「ひどい人間ばかり」だと思えて、心がすっかり疲れていたけれど、
もう一度、立ち上がる勇気をもらえた
一日だった。
たとえ形は違っても、
「優しさが循環する社会」をつくっていきたい。
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🐾しっぽフリフリさんのページはこちら
👉シニア犬ホーム|しっぽフリフリ|神奈川県相模原市 しっぽフリフリhttps://heartrelation.com/
高齢犬たちが安心して暮らせる、あたたかい場所です。
どうか、こんな優しい活動が、もっと広がっていきますように。
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🌐Liberation NFTs公式サイト

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